ASHFORD Story_11 / HB×WA5はバイブルとA5が融合した魅惑のサイズ

連載「ASHFORD Story」では、アシュフォードのシステム手帳とその背景にある物語を熱く語りながら、無限に広がっているシステム手帳の楽しさをお伝えしています。

今回は、2010年にアシュフォードが開発したシステム手帳のフォーマット「HB×WA5」の特長と魅力について。

HB×WA5は2010年に誕生した比較的新しいフォーマットです。とはいえ、すでに10年以上の長い歴史があり、多くのユーザーに愛用されている定番シリーズでもあります。6穴仕様のリングはバイブルサイズと同じ。そして横幅はA5と同じ。つまり高さはバイブル(Height=Bible)、横幅はA5(Width=A5)で、これがHB×WA5の名前の由来となっています。初心者の方には「横幅が広いバイブルサイズ」または「ワイドバイブル」などと表現するとわかりやすいかもしれませんね。


リフィルサイズは170×148mmで正方形に近い

HB×WA5のリフィルのサイズは170×148mmです。紙面を横方向に広げたことで筆記面積はバイブルの約1.5倍になっています。十分な書き込みができ、携帯性も追求した大きさで、縦横がほぼ同じ長さの正方形に近いことが特徴です。上写真は、HB×WA5(左上)にバイブル(右上)とA5(左下)のリフィルを並べてみた状態。多くのシステム手帳は縦長ですが、HB×WA5はリフィルもほぼ正方形に近い形になっています。この形状は筆記面積が広いだけではない多くのメリットを生み出します。


「イシュー」は幅広いシーンでHB×WA5の良さを体感できる

上写真はHB×WA5の新定番ともいえる「イシュー」です。しっとりと手になじむ本革には絶妙なムラ感があり、落ち着いたデザインに仕上がっています。あなたの筆記スタイルを知的に演出してくれる大人の上質感をまとっています。カバーの裏側には、大きめのあおりポケットやカードポケットを配置。HB×WA5ならではのワイドな設計により、カード、名刺、メモ用紙などゆったりと収納できることも魅力です。リング径は19mmで、約140枚のリフィルを綴じることができます。


フラップ式のデザインがHB×WA5のキュートさを増幅する
「モダングレース」

上写真は大きなフラップで綴じるスタイルの「モダングレース」です。HB×WA5のスクエアな形は独特の柔らかい雰囲気があります。これを生かして、システム手帳そのものに愛らしいファッションを盛り込んだデザインとなっています。軽くてやわらかいイタリア産の牛革を使い、独特の柔らかい手触りは開くたびにほっとする心地よさを与えてくれます。

上下左右のどの方向からでも使える設計なので、スクエアな紙面を自由自在に配置して使うことができます。お気入りのリフィルやシールを保管できる大きなポケットやペンホルダーなどをまるごと包むように守ってくれるフラップ式が可愛いらしさをより強調します。服や靴、鞄などあなたを取り囲むライフスタイルをより個性的にするアイテムとしてぜひ注目してみてください。


ノート感覚でHB×WA5を上品に活用できる
「レクタングルオルター」

上写真の「レクタングルオルター」は、シンプルかつミニマムなサイズがHB×WA5の絶妙な魅力を引き出すモデルです。スクエアバック(角背)仕様なのでカバーが180度フラットに開き、記入がとてもしやすい。リング径は15mmでスリムなノート感覚で軽快に使えるモデルです。カバーの素材は定評あるイタリアのタンナーで作られた牛革(キップ)で、国内で丁寧に仕上げています。使い込んでいくほどに内側から艶が出て、経年変化をたっぷり楽しむこともできます。


コーナーやリングの金具はローズゴールド仕様で、シックなワイン色のレザーや綴じたリフィルをクラシカルな雰囲気に演出してくれます。


横に拡大することでダイアリーリフィルもより使いやすく

リフィルがワイドに広がることで、HB×WA5は多くのメリットを生み出します。上写真は「月間ダイアリー カレンダー式」。見開きで1か月を見渡すことができますが、さらに右端に縦式のカレンダーも配置しています。イベントや長期スケジュールなどを書き込むのに便利です。また1日の書き込みスペースも横方向に広がっているので、多くの予定があってもしっかり書き込むことができます。

上写真は「日付無 週間ダイアリー ブロック式」。見開きで1週間の予定や記録ができるリフィルです。1日の記入欄の大きさは約6×6cmとほぼ正方形で、ゆったりたっぷり記入ができるHB×WA5ならではのフォーマットです。シールやキリヌキなどの貼り付けもしやすいので、日記やライフログなど多彩な使いこなしができます。

ガントチャートは、工場などで厳密なスケジュール管理をするために使う帯状のグラフです。縦軸に工程や作業内容などを記入し、横軸には期間や時間を記入します。とても合理的な表組みであり、個人のスケジュール管理やイベントに向けた準備などでも重宝します。上写真の「曜日無 ガントチャートダイアリー」はワイドなHB×WA5の特長を生かしたレイアウトです。見開きの横軸に1か月の日付があり、開いただけで1か月の予定や仕事の進捗状況などを俯瞰することができます。ジョギングやヨガ、読書など習慣化したい目標に向かうハビットトラッカーにも便利に使えます。


収納ツールとしてもHB×WA5は大活躍

上写真は「ファスナーホルダー」を活用している例です。日常的に使うシールや付箋、充電ケーブル、小型のペンなどを収納できます。横幅がゆったりしているので、ポストカード(A6サイズ)や、小型のスマートフォンなども入れてシステム手帳で携帯することができます。

上写真は「リフィルポーチ」です。HB×WA5のリフィルを収納して持ち歩くことができます。リフィルはパッケージごと収納できるので、使いかけのリフィルだけでなく、ストックの保管としても活用できます。両サイドにはファスナー付きの透明ポケットを配置。付箋やシール、お気に入りのマステ、ペンなどが収納できます。ジャケットがなくても気軽にHB×WA5が楽しめるツールです。


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○イシュー

○モダングレース

○レクタングルオルター

○月間ダイアリー カレンダー式

○日付無週間ダイアリー ブロック式

○曜日無ガントチャートダイアリー

○ファスナーホルダー

○リフィルポーチ